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甘楽 花子(かんらく はなご)★虫えらみ


今日は、京都市左京区の聖護院にある和菓子店へ行ってみました。

東山丸太町の交差点を東に入ると、目的のお店が見えてきました。



甘楽 花子
甘楽 花子(かんらく はなご)


主に茶道用の上生菓子を作っているお店のようです。



甘楽 花子

もともとは、御所南にお店を構えていたそうです。

それが、2018年にこちらの聖護院に移転されたそうです。


移転前は、食べログの「スイーツWEST」部門にて、2018年の百名店にも選出されていたお店です。



生菓子

店先には、生菓子の見本が並んでいました。

ひとつ460円です。


カフェを居抜きにしたという新店舗は、レトロな雰囲気でした。

店内にて、お茶と一緒に生菓子を楽しむこともできるようです。



テイクアウト

ご主人にオススメの生菓子を伺ったところ、滅多に作っていないという抹茶を使ったお菓子と季節の生菓子をおすすめいただきました。

そちらを1つずつ買って帰りました。



テイクアウト

持ち帰った生菓子をさっそくいただきます。



テイクアウト

箱には、製造者(ご主人のお名前)と賞味期限の記載がありました。

どうやら賞味期限は当日中のようです。



上生菓子

さっそくいただきました。



虫えらみ
虫えらみ


抹茶のまんじゅうを野に見立て、さらに中に入っている白い粒は虫を現している、というようなご説明でした。


気になって「虫えらみ」について、ネットで調べてみました。
虫にちなむ歌を作るために野外で虫を選び取るという、浮世絵師の喜多川歌麿の「虫えらみ」がモチーフだと思われます。


うーん。もっと詳しくご主人に説明を聞いておくべきでした。悔やまれます(^-^;;



虫えらみ

ちょうど包丁で切った場所に、虫に見立てられた白ごまがありました。

抹茶味のぷるんとした葛の食感の中に、ときどき感じられる白ごまの食感が楽しかったです(^-^)



初雁
初雁(はつかり)


長月(9月)の生菓子のようです。

秋に北から渡ってくる雁を表現しているそうです。



初雁

黒い葛の生地の中には、白い百合根が入っていました。

さながら、夜空に羽ばたく雁のようでした。


百合根は初めて食べる気がします。
根の不思議な食感ですね。



ストーリー性のある生菓子を楽しむことができました。

知識欲が深まる思いです。楽しくいただきました(^-^)



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甘楽 花子(かんらく はなご)




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甘楽 花子和菓子 / 神宮丸太町駅東山駅三条京阪駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8


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